毎年流行するインフルエンザの治療薬として有名なタミフル、インフルエンザの発症後に服用するのはもちろんですが実は予防薬としても使えるという一面があります。タミフルの使い方を学んで、インフルエンザを撃退しましょう!

タミフルでの予防投与と予防接種の違い

タミフルでの予防は注射を使わないタミフルというインフルエンザの薬を、ご存知の方は多いでしょう。このタミフルはインフルエンザを治療するだけではなく、予防することもできるのでタミフルを用意しておけばいざという時も安心です。元々タミフルは、インフルエンザウイルスの増殖を助ける、ノイラミニダーゼという酵素ができるのを抑える働きがあります。つまり、インフルエンザウイルスの増殖そのものも抑え込まれるわけで、このため予防投与といって、インフルエンザに罹らないように、あらかじめタミフルを服用しておくことがあります。
しかしこの予防投与には条件があります。同居家族がインフルエンザに感染していて、なおかつ慢性の心疾患あるいは呼吸器疾患がある人、腎機能障害、あるいは糖尿病に代表されるような、代謝系の病気がある人であれば、予防投与が可能です。また65歳以上の人も、タミフルを予防に服用することができます。ただこの予防投与は、保険が適用されませんので、実費となります。しかも処方薬であるため、診察代や処方料込みで、最低5000円ほどの費用がかかると考えておきましょう。
ではこの予防投与と、インフルエンザの予防接種はどのように違うのでしょうか。両方とも予防という言葉があるため、混同しがちですが、予防接種はワクチンを注射によって体内に入れることです。ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンがありますが、インフルエンザは不活化ワクチンが用いられます。この点が、予防投与と大きく異なる点です。この不活化ワクチンによってできた抗体が、インフルエンザを跳ね返すわけですが、インフルエンザには様々な種類があるため、場合によっては対応できないこともあります。そのため予防接種をしても感染することがありますが、もし感染しても、全体的な症状は軽めになります。

タミフルは高価なのでジェネリックがおすすめ

インフルエンザを発症してしまった場合は病院でタミフルを処方されて摂取をすることになります。効き目が強いので数日間飲み続ければ改善してしまいます。熱が下がれば登校や出勤ができる状態になります。しかし、効き目が早く体力の消耗を最小限に抑えられるものの薬価が高いのが難点です。そこでおすすめなのがジェネリック医薬品を利用する方法です。なぜおすすめなのか検討してみましょう。
1、後発医薬品であっても成分は同じ
2、ジェネリック医薬品の薬価は安価
3、以前よりも処方してもらえるようになった

それぞれを具体的に検討していきます。
1、タミフルと同じ成分が入っているのです。副作用の有無や健康を害することはないかなど全く同じ工程を踏んで製造されているので安心して服用することができます。
2、ジェネリックの魅力は安価であることです。新しく作る薬のように最初の研究費用が加算されていないので、薬価が安価なのです。当然に副作用の有無について研究がされているので安心できます。
3、以前の医師会はジェネリック医薬品は危険であると判断して、処方は極力しないようにしていました。現在では副作用についても研究が進んでいることから、患者さまの負担金額を減らせるからと処方を推奨しています。積極的に利用をすると良いでしょう。

また、医師との診察時にジェネリック医薬品にしてほしい旨を申告しなければ薬価が高価な薬を処方される可能性があります。診察時には医師にジェネリック医薬品を希望していることを伝えると処方箋に一言付け加えてもらえます。最近では医師から薬について説明をしてくれるようになりましたが、まだまだ少ないのが現状です。効果は同じなので選択肢の一つとして考えても良いのではないでしょうか。

タミフルの様な薬は市販されている?

タミフルはドラッグストアには売ってないインフルエンザの治療薬として、タミフルやリレンザといった抗ウイルス薬が用いられています。日本国内ではタミフルもリレンザも処方薬なので、医師の処方箋がないと購入することができません。湿布や消炎剤、うがい薬などのような物であれば、医療機関で処方されるような医薬品と同等のものが市販されているケースがあります。ところが、抗ウイルス薬や抗生物質の多くは市販されていません。塗り薬で一部の抗ウイルス薬が市販されている程度で、タミフルのように薬効の強い薬は医師の処方でのみ入手が可能なのです。
この理由は、抗ウイルス薬や抗生物質を素人判断で誤った使い方をすれば、薬に耐性を持つウイルスや細菌を生み出す場合があるからです。例えば、タミフルは必ず5日分が処方されます。この理由は、ウイルスが体の中に残っている状態で服用をやめてしまうと、タミフルが効かないインフルエンザウイルスが生まれて他の人に感染させてしまう恐れがあるからです。薬が効かないウイルスや細菌は非常に危険です。
それに加えて、タミフルやリレンザなどの抗ウイルス薬はウイルスの増殖を抑える効果が非常に高いのですが、副作用が起こる場合もあります。かつてタミフルを服用した子供の異常行動が問題となりましたが、大人でも吐き気やめまい、腹痛・下痢などの副作用が出る場合があります。医師の処方箋なしで勝手に服用した薬で思い副作用が出た場合、病院などで適切に対応することができない可能性があります。
海外ではタミフルやその他の抗ウイルス薬が市販されている国もあり、個人輸入を利用して購入する人もいます。海外から医薬品を輸入する場合は品質が保証されておらず、偽物である場合もあるので危険です。

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